くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

寝つくまで音楽を聴く習慣

 今日の一枚の写真は、愛用のKindleタブレットです。

昨年病院に入退院を繰り返していた時から、布団の中で寝つくまでタブレットで音楽を聴く習慣ができました。 

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病院の夜は長いのです。消灯は夜9時です。翌朝の6時に看護師さんが体温と血圧を測りに来てくれるまで9時間もあります。

消灯で病室が暗くなるといつのまにか寝てしまうのですが、5~6時間後の午前2時か3時頃は目が覚めてしまい、トイレへ行って再び横になってもなかなか寝つけなくて苦労していました。

 イヤホンをしてテレビをつけても良いのですが、深夜のテレビ番組は面白くありませんでしたし、当時は今以上に目が見えていなかったので、読書というわけにも行きませんでした。

そこで退屈しのぎに、タブレットに音楽をダウンロードして子守歌として聴くことにしたら、これがなかなか良かったのです。以来、家へ戻ってからも、枕元にタブレットを置いています。

私はAmazonプライム会員なので、会員聞き放題のプライムミュージックからプレイリストをダウンロードして聴いています。

プレイリストはテーマやシチュエーションに合わせた曲を20曲程度集めたもの。全部で1時間から1時間半くらいなので、寝つくまで流しておくのにちょうど良い時間なのです。最後まで聴き終わる前に、いつの間にか眠っています。

最近、枕元でよく流しているのは「お休み前に聴くピアノソロ」「オルゴールで聴くバロック名曲選」「ジブリ・オルゴール」「バスタイムに聴くショパン」等のタイトルのついたプレイリストです。

私の場合、子守歌に適しているのは以下のような音楽だと感じます。

日本語の歌詞がない曲

 日本語の歌詞は聴いていて意味がわかってしまうので、つい、もっと良く聞こうと思って脳が起きてしまうみたいです。歌詞が耳に入ると寝つくまでに時間がかかるような気がします。

外国語の歌詞の場合は歌詞の意味がわからないためか、歌詞が曲と同化して、あまり気になりません。でも、歌詞がない曲の方が眠りにつきやすいとは感じます。

穏やかなメロディーの曲

当然なのですが、穏やかで静かなメロディーの方が寝つきやすいです。リズムを刻むような曲、起伏の激しい曲などは目が覚めてしまいます。

ソロ演奏の小曲

複数の楽器を合わせた演奏よりも、ビアノだけ、バイオリンだけといったソロの演奏の方が寝つきやすいです。私の場合は特にオルゴール風の曲が心地よく聞きやすいように感じています。

また、交響曲のような大作ではなく、肩肘張らずに聞ける小曲の方が向いています。 

ジャンルは何でも

音楽のジャンルはお好みで何でも良いと思っています。私はクラッシックが多いですが。たまにジャズ、ボサノバ、Jポップ、映画音楽なども聞いています。

聞き慣れた曲

はじめて聞いたプリイリストよりも、毎日、毎日繰り返し同じ曲をを聞いて、聞き慣れた方が寝つきが良いように感じます。「新鮮さ」よりも、「いつもと同じ」や「馴れ」の方が向いているようです。

 

以前から寝付きが悪くて、布団に入ってからもなかなか眠れないことが多くありましたけれど、音楽を流しながら寝るようにしてからは、いつの間にか寝ているので「眠れない、眠れない」と焦ることもなくなりました。

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