パンを焼くのに Amazonでライ麦粉をさがしていて、 偶然マーケットプレイスでみつけた「全粒粉パン工房・ポッポのパン」。美味しそうで、思わずポチしてしまいました。
工房は新潟市と佐渡市にあって、主に天然酵母で国産全粒粉を使ったパンを販売されているそうです。全粒粉のパンの他に私の好きなライ麦粉100%のパン、ベーグルなど色々ありました。
今回は全粒粉100%のパン、くるみとアーモンド入りのライ麦100%のパン、それと、トースト用の食パンを注文しました。
届くまでに1週間くらいかかるとのことでしたが、意外に早くて、3日くらいで届きました。
ずっしりとした重たいパンです。なかなかこういうのは自分では焼けないので、期待が高まります。
ライ麦100%くるみアーモンド
これが一番食べたかったパンでした。説明に、ライ麦100%のパンで酸っぱくないと書いてあったので興味を持ちました。
ライ麦100%または、小麦との混合率が高いパンは、一般にサワー種などを使って発酵させるので、酸味が強いことが多いのです。パンによって違いますが、酸味の強いライ麦パンは日本人の口に馴染みにくいところがあります。でも、このパンは本当に酸味がなくて食べやすかったです。
ライ麦はたんぱく質が抱負ですが、小麦のタンパク質とは違ってグルテンができないので、ふんわりとは膨らみません。そのためライ麦100%のパンはギッシリ詰まったような焼き上がりになります。
普通の食パンなどと比べると口溶けがあまりよろしくないので、良く噛んで食べることになるのですが、噛んでいると少しヌルっとするような独特の食感が残ります。
私は 5mmくらいの厚さに薄切りにして朝食で食べたのですが、軽くトーストしてから食べると、まったく表情が変わるのですね。
軽くなってサクサクして、噛みしめると、たっぷり入ったくるみとアーモンドの香ばしさが引き立ちます。ソーセージやハムなどとも良く合います。お酒の飲める人はビールのつまみとしても良いかもしれませんね。
同包してあった説明書によると蒸して食べることもできるのだそうです。
全粒粉100%パン(ドイツパン)
全粒粉というのは、小麦の外皮も胚芽も胚乳もまるごと粉にした小麦粉。栄養価が高く、野性味溢れるパンになります。
このパンもずっしり重たく、噛みしめて食べるパンですが、小麦粉ですから、ライ麦100%のパンよりは馴染みのある味わいで食べやすいと思います。
そのまま食べると、口の中でもったりしますが、先のライ麦パンと同じように、軽くトーストすると食べやすくなります。バターやジャムをぬっても、サンドイッチにしても良く合いそうですが、私は何もつけずにいただきました。噛むほどに粉の味が広がって美味しいです。
天然酵母のトーストプレーン
ポッポのパンのメニューには「カンパーニュ生地」と分類されていました。くわしい配合はわかりませんが、白っぽいパンなので、国産小麦粉で作った食パンだと思います。砂糖を使っていないというのも特徴です。
説明には「ハード系」と書いてあり、ライ麦パンや全粒粉パンほどではありませんが重みのあるパンです。
1cm厚さにスライスしてトーストして何もつけずに食べると、目を見張るくらい美味しかった。いつも食べ慣れているパンに近いというのもあって食べやすいです。
身がギッチリ詰まっているせいか、薄切りでもじゅうぶんにお腹にたまります。 今はダイエット中なので控えましたが、たっぷりバターをぬって食べたらたまらないだろうなと思いました。
リピーターになりそう
残ったパンはスライスして1回分ずつラップに包み、冷凍しました。食べる時にはそのままオーブントースターで焼くだけです。
どのパンもそうですが、パンの冷蔵は乾燥するし、老化しやすい温度なのであまりオススメできません。保存する時は冷凍庫に入れてください。
ポッポのパンは、ふわふわの柔らかいパンが好きな人には向かないかなとは思いますが、噛みしめると粉の旨みが際立って、一度食べるとクセになる味わいです。
amazonや楽天市場でお取り寄せできますし、公式サイトでも注文可能です、公式サイトはこちら→ 全粒粉パン工房 ポッポのパン
私は、たぶんライ麦100%のパンが食べたくなったら、またお取り寄せすると思います。次回はベーグルも食べてみたいなと思っています。