くきはの余生

60歳目前に患った卵巣がんと糖尿病についての覚え書き。これからの人生を心豊かに暮らすための活動記録

イチジクとブドウと物売りの記憶

夫の実家から野菜など色々いただきました。そのなかに入っていたのが、イチジク。

栽培農家さんのものなので、実が大きくて甘味も強かったです。

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今は、糖質制限をしなくてはならないので、積極的に食べることはありませんが、今回はせっかくいただいたので、デザートに1ついただきました。

 

イチジクの実について

イチジク(無花果)はアラビア原産の果物で「不老不死の果物」などとも呼ばれます。

旧約聖書でアダムとイブが身体を隠したのがイチジクの葉だと言われていますから、古代からポピュラーな木だったのではないかと思います。

イチジクの実と言われる部分は、実は花だそうで、栄養価が高くて、ポリフェノールや、鉄分、ビタミン、カリウムなどが抱負に含まれています。

また、水溶性食物繊維であるペクチンが、便秘解消や、コレステロールや血糖値を下げる効果があります。

農村地域の地元では、昔はどこの家にもイチジクの木があって、実がなると子供達のおやつでした。

当時のイチジクの実はもっと小さくて、ちょうど甘くなって食べ頃になると、蟻が集まってくるので、蟻との戦いだった記憶があります。

そのため、青いうちに収穫してしまって、砂糖煮やジャムにすることもありました。ワインで煮たり、プランデーやウテスキーで煮るのも香り高くで美味しいです。

今年は来ない巨峰売りのおじいさん

夫とイチジクを食べながら話したのですが、これまで毎年、お盆前後にブドウを売りに来ていたおじいさんが、今年は来ていないのです。

軽トラックに収穫した巨峰を乗せて、近隣の町をまわっていました。スーパーの価格よりもかなりお安く買えるので、毎年楽しみにしていたのです。

昨年は3回も来て、3回目の時には、これで今年は最後だからと一房余分にサービスしてくれて、「また来年」と戻って行ったのですが。

天候のせいでじゅうぶんに収穫できなかったのか、栽培をやめてしまったのか、それとも、おじいさん自身に何かあったのか、年にほんの1~3回だけしか会うことのない、名前も知らないおじいさんなのに、なんだか心配になってしまいました。

そう言えば、以前は紫陽花などの鉢花を売りに来ていたおばあさんも、いつの間にか来なくなってしまいました。

昔は色々な物売りさんがいました

最近は物騒な世の中で、自宅訪問の物売りさんは、どうしても警戒して門前払いしてしまうのですけれど、昔はスイカ売り、七色(七味)売り、担ぎ売りなど、顔なじみの物売りさんがいたものです。

ちなみに、担ぎ売りというのは、カゴを背負って干物や海藻などを売りに来ていた女の人のことで、当時、その人のことを「銚子のおっかさん」と呼んでいたので、きっと千葉県銚子から来ていたのかもしれません。

そう言えば、子供の頃の微かな記憶には、棒飴を挿した藁傘を被った飴売りもいたような気がします。家の門口で、祖母に買ってもらったような…… もう50年以上も前の話です。 あまり他人を疑うことのなかった、平和な時代だったかもしれませんね。

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