Amazonで注文していた『グレイヘアという選択』(主婦の友社編)が届きました。
『グレイヘアという選択』は、文章を読むタイプの本ではなくて写真がメインです。
女性たちがグレイヘアを選んだ経緯やグレイヘアにしてからのファッション、生活の変化などについての経験談が掲載されています。
久しぶりの「紙の本」。文字を大きくして読むことができないため、読めることは読めるのですが集中できなくて、まだ細かいところまでは読めていません。
でも、写真が多いので、写真を眺めて本文はザッと流し読みくらいで楽しみました。
抗ガン治療の副作用で髪が抜けて1年経ち、再び伸びてきたタイミングで白髪染めを止めようと決めた時に、ネットで書評を目にして読んでみたいと考えました。
やはり、白髪染めはやめようと決心したものの、心の底ではまだ迷っていたので、何か背中を押してくれるものが欲しかったのです。
本に掲載されている女性達はしっかりした考え方を持ち、社会的にも自立している大人の女性。田舎暮らしの普通のおばさんと比べるのは失礼な感じもしますけれど、 読んでみた結果、少しは後押しになったかな。こういう選択がある、あって良いということが確信できたような気がします。
ロングヘアの場合の髪のまとめ方が写真で説明されていたのが、私にはとても参考になりました。
今はまだセミロングですが、この先長くなってきた時に、見た目がだらしなくなったり、汚らしく見えたりしてしまいそうなので、上手にまとめたいなと思っているのです。
また、グレイヘアには鮮やかな色の服がよく映えるそうで、いつも地味めな服を着ている私は、これからは少し冒険してみるのもいいかなと思います。
グレイヘアにはその人の歩んできた人生が表現されているのかもしれないなと、大げさかもしれませんが、そんなことを感じました。 あえて若さを求めずに、その人なりの自然な姿で残りの人生を生きて行くのも楽しそうだなと思います。