「ギクッ」って言ったのが聞こえました。これは「ぎっくり腰」だってすぐに理解できましたよ・・・生まれて初めての経験。
特に重いものを持ち上げたわけではなくて、座っていた姿勢から、普通に立ち上がっただけなのですが。
幸いごく軽かったので、動くたびに少し痛む程度で、一週間もすると、いつのまにか治っていました。
以前、夫がやった時は、全然動けなくて、救急車さわぎになったこともあり、ぎっくり腰もひどくなると侮れません。
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は、急性腰痛症の症状の一つです。
急性腰痛症は、骨折や腫瘍、感染症など他の要因による痛みも含みますが、ぎっくり腰は、特に腰まわりの関節や筋肉、靭帯などの痛みをさします。
ぎっくり腰はいわば、「腰のねんざ」でしょうか。重い物を持ち上げたり、無理な姿勢で腰に負担が掛かったり、腰の関節、椎間板のズレ、老化ほか、はっきりしない原因の場合もあります。
軽いものなら安静にしていれば数日から数週間で自然になおりますが、激しく痛む場合もあるので、医師の診察を受けるのが安心だと思います。
ぎっくり腰にならないためには、腰に負担を掛けないように正しい姿勢で生活すること、腹筋や背筋など腰まわりの筋肉を鍛えることなど。
ストレスなどの精神的な負担も腰痛の原因になるそうなので、仕事や人間関係や日常生活の見直しも考えてみる必要があるかもしれませんね。
人間が二足歩行をした時から腰痛が始まった
四足歩行の動物は腰が痛むことはなくて、二足歩行の人間だけが腰痛になるという話を聞いたことがあります。
大きくなった脳を納めた頭は重いですから、その頭を支えて歩くために、腰の負担は大きいのですね。
余談になりますが、闘病中体が弱っていたとき、食卓に座って食事をしていると、頭が重くて、体を起こしていることがつらかったことを思い出しました。
普段何気なく体を起こしてはいますが、頭はすごく重いものなんですよ。実感しました。