先日、老眼のせいで文庫本の文字が小さくて読みにくいというお話をしましたが、そのせいで、本の読み方が変わりました。
メガネをかけての長時間読書は疲れるので、どうしても必要な時以外、小さい活字の本は敬遠しがち、新聞もあまり読まなくなりました。
老眼は、目のレンズに当たる水晶体が老化のために固くなって、ピントを合わせにくくなることです。
これまで特に意識しなくても普通にできていたことが、気がついたら出来なくなっていたというのは、結構ストレスなんですね。
それでも、これからずっと付き合っていかなくてはなりませんから、なんとか折り合いをつけていかなくてははなりません。
昨年から断捨離をしている過程で、私の蔵書も1000冊近くリサイクルしして、本はかなり少なくなりました。
更に物を増やさないために、最近では電子ブックリーダーで本を読むことが増えています。
AmazonのKindleや、楽天koboなどですね。
画面が液晶のタブレットと、電子ペーパーの電子ブックリーダーとがありますが、活字を読むのなら電子ペーパーが読みやすいです。
雑誌やコミックを読むのならタブレットの方が読みやすいかもしれません。 スマートフォンでも読めますが、すぐにバッテリーがなくなるので私は利用していません。
電子ブックならデータで本を管理できるので場所をとりませんし、電子ペーパーに電子インクで表示しているので、紙に近い見え方で目が疲れにくいです。
そして活字の大きさを好きに変更できるので、見やすい大きさで読書できるのです。これが、最近の私の目にはとても助かっています。
お気に入りの本は、紙の本を持っていても電子ブックで買い直して読んでいる本も何冊かあります。
または、読もうと思って買ってみたら活字が小さくて読みにくいので、古本屋さんへリサイクルして電子ブックで買い直した本もあったりします。
欠点としては、まだ電子化されていない本があることでしょうか。
最近はかなり品そろえが豊富になってきましたし、電子化リクエストもできるようになってきていますが、専門書やあまり一般的でない本は電子化されないことが多いです。
それから、知人や友人と本の貸し借りができません。紙の本なら読み終わったら交換して読んだり、古本屋に売ったりできますが、データなのでそれはできませんね。
デメリットもうありますが、新刊人気小説などはほとんど紙の本と同時に出るようになりましたので、あまり不便を感じないで使っています。