今週のお題「日記の書き方」
手帳を使っていた頃は、手帳にその日の出来事をメモしていたのが日記と言えば、日記だったかもしれません。
現在では、このブログを書くことが日々の記録で、日記に当たるのでしょうね。
闘病中は病気の事を書くことで、たくさんブログネタがありましたけれど、元気になって平穏な日々が続くようになってからは、何を書いたら良いのか話題に迷うようになりました。
リタイアして、自由な外出がままならない現在、毎日がおなじことの繰り返しで、日記を書くにしても、毎日同じ内容なってしまいます。
それに、有名人ならともかく、私のような平凡な人間が、今日は何をした、何を食べたとか書いても、読んでくださる人にとっては「それがどうした?」という感じじゃないかなと危惧したりもしています。
そこで、ほんの少しでも、読んで下さる人に、情報でも、感情でも、思いでも、「何か」が伝わるように書けたらいいなと、考えながら記事を書いています。
また最近では「今週のお題」について、自分なりに考えたり、感じたりしたことを書くことも多くなりました。
基本は「書きたいから、書きたいように書いてる」なのですが。いつもどこかで、こんな拙い話でも「読んでくださる人」を想定して書いているように思います。
日記は、古くは貴族や僧侶など、主に男性が、家や寺の記録として書いたものだそうですが、平安時代の女房文学などでは、物事への感想など、感情表現も記されるようになって、単なる記録から文学としての日記も生まれてきました。
ブログも、最初はニュースなどを取り上げて記録したり評論したりしたのが始まりだそうですが、日本には日記という文化があったためか、「ブログイコール日記」みたいな印象になっているのかな、なんて思ったりもしています。