くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

本動画等の感想

映画「cats」を観た感想

Amazonプライムビデオで、映画 「キャッツ」を観ました。ブロードウエイで大ヒットして、日本でも劇団四季がロングラン上演しているミュージカルの映画化です。 トム・フーパー監督で 2019年公開。出演は ジェームズ・コーデン 、ジュディ・デンチ、 ジェイ…

映画「大地」を観た感想

Amazonプライムビデオで、映画「大地」を観ました。1937年製作のモノクロ。古いアメリカ映画です。 原作はノーベル賞作家のパールバック。 監督は シドニー・A・フランクリン。

【読みたい本】みをつくし料理帖・髙田郁著:ドラマ化そして映画化について

『みをつくし料理帖全10巻』髙田郁・著( ハルキ文庫)。大好きな小説で、以前何度も読んで、機会があったらもう一度読みたい本です。 でも、断捨離でリサイクルしてしまったので本が手元にないのと、今の私は文庫本の活字が見えないので読むことができないで…

小野不由美・十二国記シリーズ18年ぶりの新刊『白銀の墟玄の月』を買ったけど……

小野不由美の十二国記シリーズ(新潮文庫)最新刊が18年ぶりに出たと聞いて、早速購入しました。 『白銀の墟 玄の月』全4巻、途中で止まっていた戴国のお話だというので楽しみではあるのですが、私には、ひとつ問題が……

ドイツパン大全・ドイツ製パン:ドイツパンに関する本2冊

ドイツのパンに関する本を2冊購入しました。 普段はライ麦10%程度の軽いライ麦パンを焼くことか多いのですが、サワー種を使った重たいパンを焼いてみたかったためです。 どちらも写真が大きくてキレイですが、文字が小さいため、私の視力では読むのが難しか…

今web小説が面白い・水戸黄門の印籠的な安心感のあるエンタメ

最近、小説投稿サイトでweb小説を読むのにハマっています。 目の状態が回復してきてから、パソコンの前で作業する時間は徐々に増えて、今は一日に2時間ほどになりました。 そのほとんどは、ブログ記事を書くのに費やされているのですが、ここのところ、web…

ボウルひとつでこねずにできる本格パン・藤田千秋著を読んだ感想

藤田千秋・著『ボウルひとつでこねずにできる本格パン』(河出書房・刊)を読みました。こねずに作るパンというのがどんなものか興味があったからです。 パンを焼くには、生地をこねたり、叩いたりして強いグルテンを作るのが普通です。(私は手ごねの時は、こ…

「古事記」と「日本書紀」を読んだ感想

「古事記」を読み始めたのは3年ほど前のことです。もちろん原文ではなく、ビギナーズ向けの『現代語訳古事記』福永武彦・訳(河出文庫)電子書籍版。です。 最初は、読み始めてすぐ、「国産み」のあたりで、次々に出てくる神様の名前に恐れをなして投げ出し…

デルフィニア戦記1~18巻 茅田砂胡著を読んだ感想

7月から読み続けてきた私の「茅田砂胡まつり」で、『スカーレット・ウィザード』の次に読んだのが『 デルフィニア戦記』文庫版Ⅰ部~Ⅳ部 全18巻(中公文庫)です。 読む順番からすると、『スカーレット』の前に『デルフィニア』の方がいいのですが、私は10年く…

スカーレット・ウィザード1~6・茅田砂胡著を読んだ感想

7月~9月はずっと、私の中では茅田砂胡まつりでした。 ふと、昔妹に借りて読んだ『スカーレット・ウィザード』が読みたいなと思って、楽天ブックの電子書籍で探したら、電子ブック化していたので、文庫版全6巻を大人買い。 夢中で読み終えて、その後他の…

阿部智里・合本八咫烏シリーズ第一部4~6を読んだ感想

阿部智里・著『合本八咫烏シリーズ 第一部』(文春e-book)の4冊目から6冊目まで読み終わりました。 4冊目『空棺の烏』5冊目『玉依姫』6冊目『弥栄の烏』。これで本編の第一部が完結値だそうです。 今は外伝が何話か発表されていますが、それはまだ読ん…

読みたい本:アイルの書シリーズ・ナンシー・スプリンガー

なんだか突然、ナンシー・スプリンガーの「アイルの書」シリーズを思い出して読みたくなりました。遠いむかし、ハヤカワFT文庫で読んだもの。 ハヤカワFT文庫は私のファンタジー好きの原点とも言うべき本で、10代後半から20代にかけて夢中になって読んで…

医者が教える食事術 最強の教科書・牧田 善二著を読んだ感想

牧田 善二・著『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社・刊)を読みました。 以前、TBSテレビ番組の「金スマ」で紹介されていて、私は最後の方を少しだけ見たのですが、糖質をコントロールして食べる食事についてだったようなので、著書を読ん…

阿部智里・合本八咫烏シリーズ第一部1~3を読んだ感想

阿部智里・著『合本八咫烏シリーズ 第一部』(文春e-book)を電子ブックリーダで読んでいます。第一部6冊分の合本版、1冊目『烏に単衣は似合わない』、2冊目『烏は主を選ばない』、3冊目の『金の烏』を読み終えたところです。 2冊目までは以前一度読ん…

グレイヘアという選択・主婦の友社編を読んだ感想

Amazonで注文していた『グレイヘアという選択』(主婦の友社編)が届きました。 『グレイヘアという選択』は、文章を読むタイプの本ではなくて写真がメインです。 女性たちがグレイヘアを選んだ経緯やグレイヘアにしてからのファッション、生活の変化などにつ…

僕とおじいちゃんと魔法の塔【6冊合本版】・香月日輪を再読した感想

香月日輪・著 『僕とおじいちゃんと魔法の塔』【6冊合本版】(角川書店)を、電子ブックで読みました。再読です。 電子ブックはデータなので、「合本版」と称してシリーズ全巻がまとめて購入できるのです。場所もとらないので、最近は大人買いして一気に読む…

淺葉なつ作『神様の御用人』を読んだ感想

小説『神様の御用人』淺葉なつ・著(メディアワークス文庫)を電子ブックで読みました。 ジャンルとしてはライトノベルになるのでしょうか。ライトノベルの中には、「今どき」すぎておばさんには読みにくい作品もあるのですが、読み応えのあるお気に入りもい…

ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」を観てしまった感想

Amazonプライムビデオで「勇者ヨシヒコと魔王の城」を観てしまいました。 最初1話を観て、なんじゃこれは? と……見るのをやめたのですが、なぜか続きが気になって、ついつい1日2話ずつ最後まで観ました。 主演の勇者ヨシヒコに山田孝之、戦士ダンジョー・…

PRIM JAPAN日本のこころに出会う7「ねこ」を観ました

Amazonプライムで、PRIM JAPAN日本のこころに出会うシリーズの6回目「ねこ」を観ました。 「PRIM JAPAN日本のこころに出会う」はAmazonオリジナルのドキュメンタリーで、日本を紹介するシリーズです。プライム会員向けですが、Amazonプライムビデオはこちら…

読みたい本:笑いを売った少年・ジェイムス・クリュス

時々また読みたいなと思う本、ジェイムズ・クリュスの『笑いを売った少年』です。 子供の頃に買ってもらった「世界名作図書館」という子供向けの文学全集に入っていた作品で、お気に入りで当時何度か読みました。→講談社(KodanSha)/世界の名作図書館 全52巻 …

ジーン・アウル作『野生馬の谷(上・下) エイラ地上の旅人3・4』を読んだ感想

ジーン・アウル作『野生馬の谷の上・下巻 』を読みました。エイラ地上の旅人シリーズの3~4です。 それぞれ400ページ以上の長編ですが、面白かったので一気に読んでしまいました。 前作の「ケイプベアの一族上・下」では、ネアンデルタール人の一族の中で…

映画「舟を編む」を観た感想

映画『舟を編む』をAmazon ブライムビデオで見ました。 2013年石井裕也監督作品。原作は三浦しをん。2012年本屋大賞を受賞した作品です。 主人公の馬締光也(まじめみつや)は、松田龍平、ヒロイン林香具矢(はやしかぐや)に宮崎あおい、監修の国語学者の松本…

読みたい本:グイン・サーガ正伝130巻・栗本薫

もう一度読みたい本。でも、おそらくもう読めない本です。栗本薫のヒロイックファンタジー小説『グイン・サーガ』(ハヤカワ文庫)のシリーズ。 1979年(昭和54年)にスタートして、2009年(平成21年)著者が膵臓がんで亡くなるまで書き続けられました。ご本人の著…

映画「かもめ食堂」を観た感想

映画「かもめ食堂」をオンデマンドで観ました。2005年制作、荻上直子監督、原作、群ようこです。 主演は、小林聡美、出演は、片桐はいり、もたいまさこ、他 先日、ドラマ「パンとスープと猫日和」を見て、昔みた「かもめ食堂」を思い出したので、もう一度見…

ドラマ「パンとスープとネコ日和」を観た感想

ドラマ「パンとスープとネコ日和」をオンデマンドで観ました。 2013年松本佳奈監督作、全4話のドラマでWOWOで放送されました。原作は群ようこです。 原作の群ようこさんは、作家、エッセイスト。20代の頃、椎名誠氏、目黒弘二氏らが編集している「本の…

僕僕先生・仁木英之:美少女仙人に翻弄されるニート青年のお話

エイラ地上の旅人シリーズ3~4 を購入するまでの間、繋ぎに仁木英之・著『僕僕先生』(新潮社・刊)を電子ブックリーダーで再読しています。 繋ぎになんて言うと失礼かもしれませんが、あまり深刻でなくて気軽に読めるファンタジー小説です。 作者の仁木英之…

ジーン アウル作『ケープベアの一族(下)エイラ地上の旅人2』を読んだ感想

ジーン アウル作『ケープベアの一族(下)エイラ地上の旅人2』を読み終わりました。 もっと時間がかかるかと思っていたのですけれど、面白いので続きが気になって、睡眠時間を削りながら読んでいました。 これで、『ケープベアの一族』のお話は完結です。シリ…

読みたい本・大宇宙の少年・ロバート・A・ハインライン

小学生の時、世界名作図書館という子供向けの文学全集を買ってもらいました。 検索してみたら52巻あったようです。なつかしい。→ 講談社(KodanSha)/世界の名作図書館 全52巻 1966-1970年 この全集が私の「読書の夜明け」になりました。また読みたいなと思い…

読みたい本:ボワズ= ヤキンのライオン・ラッセル・ホーバン

20代に読んだ本で、時々もう一度読みたいなと思い出す本があります。 ラッセル・ホーバン『ボワズ= ヤキンのライオン』 ( ハヤカワFT文庫)です。 今回、この記事を書くのに検索して作者名を思い出したのですが、タイトルと、お話の断片しか覚えていませんで…

ジーン アウル作『ケープベアの一族(上)エイラ地上の旅人1』を読んだ感想

ジーン・アウルの『ケープ・ベアの一族(上)』久保寛・訳( 集英社刊)を読んでいます。「エイラ 地上の旅人」シリーズの第1巻目です。 まだ360ページのうち半分くらいなのですが、思っていた通りに面白いです。 文字が小さめなので、老眼の私に読めるか心配…