くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の味覚・栗をおいしく茹でる

今日の一枚の写真は、秋の味覚「栗」です。 ツヤツヤのピカピカですが、外側のイガイガを剥いてここまでにするのが面倒なのですよね。 義姉のお宅から採りたてをたくさんいただいたので、冷蔵庫のチルド室で10日ほど保冷してありました。 なんでも、栗は、収…

夫のリストラと無収入生活1年余の現状とこれから

突然夫から「来月から仕事を辞める」と告げられたのは2015年2月でした。最初は何のことを言っているのかわからなくてポカーンとしてしまいました。 その前年には勤続35年で、会社から100万円までの旅費が出るご褒美をいただきました。老母を連れての長期旅…

読みたい本・大宇宙の少年・ロバート・A・ハインライン

小学生の時、世界名作図書館という子供向けの文学全集を買ってもらいました。 検索してみたら52巻あったようです。なつかしい。→ 講談社(KodanSha)/世界の名作図書館 全52巻 1966-1970年 この全集が私の「読書の夜明け」になりました。また読みたいなと思い…

世の人はの歌・坂本龍馬:強い意志か開き直りか

坂本龍馬の 「世の人は」の歌を詠みました。 青空文庫で読めます →図書カード:和歌二 底本は宮地佐一郎著『龍馬の手紙』(講談社学術文庫) 原本は京都国立博物館所蔵「鹿本龍馬桂小五郎遺墨」 坂本龍馬は、言わずと知れた幕末の志士です。1836年(天保6年)…

犀川の岸辺・室生犀星:故郷はいつでも親しく迎えてくれる

室生犀星 の「犀川の岸辺」を読みました。 詩集『愛の詩集』(1918年感情詩社)に掲載されている1編です。 青空文庫で読みました。→ 図書カード:愛の詩集 底本は『叙情小曲集愛の詩集』(1955年講談社文芸文庫)です。 室生犀星は1889年8明治22年生まれの詩人…

五つの色・水谷まさる:食事をバランス良く楽しく食べる大切さ

水谷まさるの「五つの色」を読みました。 童謡集『歌時計』(1929年行人社)掲載の一篇です。 青空文庫で読みました、→図書カード:歌時計 底本は『叢書の本の童謡「歌時計」童謡集』(1996年大空社)です。 水谷まさるは、1894年(明治27年)生まれの童話作家、…

スピナッチロール、アップルリングなど。パン作りは月に1度の気晴らし

ほうれん草入りの生地で焼いたテーブルロール「スピナッチロール」です。 ほうれん草のドレッシング和えとゆで玉子をサンドしてあります。 40代の頃には手作りパン講師をしていました。辞めた当時は「もう一生分のパンは焼いた」と、パン焼きを封印して、自…

読みたい本:ボワズ= ヤキンのライオン・ラッセル・ホーバン

20代に読んだ本で、時々もう一度読みたいなと思い出す本があります。 ラッセル・ホーバン『ボワズ= ヤキンのライオン』 ( ハヤカワFT文庫)です。 今回、この記事を書くのに検索して作者名を思い出したのですが、タイトルと、お話の断片しか覚えていませんで…

明日・新美南吉:子どもたちへの希望と期待を込めた詩

新美南吉の「明日」を読みました。 初出は雑誌「赤い鳥」 (1932年)。青空文庫で読みました、→図書カード:明日 底本は『日本児童文学大系第二十八巻』(1978年ぽるぶ出版) 新美南吉(にいみなんきち)(1913-1943)は、 児童文学作家。北原白秋の童謡雑誌「チチ…

日本がみえない・竹内浩三:戦火の中にあった若者のこころを推し量ってみる

竹内浩三の「日本が見えない」を読みました。 青空文庫で読めます。→図書カード:日本が見えない 底本は『竹内浩三全作品集日本がみえない』(2001年藤原書店) 竹内浩三は、1921年(大正10年)生まれの詩人。 日大専門部映画科に在学中、友人たちと同人誌「伊勢…

飯・千家元麿:ご飯の本当のおいしさを忘れてました

千家元麿の「飯」を読みました。初出は詩集『自分は見た』(1918年玄文社) 青空文庫で読めます。→ 青空文庫図書カードNo. 48569 底本『日本現代文学全集54千家元麿・山村暮鳥・佐藤惣之助・福士幸次郎・堀口大學集』(講談社) 千家元麿(1888-1948)は、出雲大…

キゥイにやき芋、夫がもらってきたゴルフの賞品を堪能しました

今日の一枚は、こちら。ゴルフに行った夫が持ち帰ったものです。 いつもは月に1~2回、仲間と楽しむだけなのですが、今回は何かのイベントに参加したらしく、賞品をいただいてきました。 ニュージーランド産の大きなキゥイフルーツ 1箱、サツマイものお菓…

心豊かに暮らすためにものを捨てる

思い立って、昨年2月頃から家の断捨離を続けています。 田舎の一戸建て住宅で、祖父母の時代、父母の時代からため込んだモノがギッシリ詰まっていました。 私自身、ナマケモノで部屋が散らかっていても頓着しない性格。断捨離を決意していなければ、ずっと…

うつくしいもの・八木重吉:究極の美を求める詩人の想い

八木重吉の「うつくしいもの」を読みました。 『定本八木重吉詩集』(弥生書房)の「秋の瞳」に収載されている一篇です。 青空文庫でも読めます。→作家別作品リスト:八木 重吉 底本は『八木重吉詩集1』(1988年ちくま文庫) 八木重吉は1898年(明治31)年…

傘のうち・島崎藤村:しっとり濡れる雨の道行き

島崎藤村の「傘のうち」を読みました。詩集『若菜集』(1892年春陽堂)に掲載されている一篇。 青空文庫で読めます →青空文庫図書カードNo.1508 底本は『藤村詩集』(1968年新潮文庫) 島崎藤村は1972年(明治5年)生まれの詩人、小説家。北村透谷の雑誌「文学…

メインクーンを飼ってみての感想:猫ばか全開♪シルルの成長に目頭を熱くする

今日の1枚の写真は、我が息子のシルル。メインクーン、シルバータビー&ホワイトの男の子です。 今回は親バカ、猫バカ全開で行かせていただきますよ。 写真の整理をしていたら、今年4月20日に我が家に来たばかりの頃の写真が出て来ました。小首をかしげて…

ジーン アウル作『ケープベアの一族(上)エイラ地上の旅人1』を読んだ感想

ジーン・アウルの『ケープ・ベアの一族(上)』久保寛・訳( 集英社刊)を読んでいます。「エイラ 地上の旅人」シリーズの第1巻目です。 まだ360ページのうち半分くらいなのですが、思っていた通りに面白いです。 文字が小さめなので、老眼の私に読めるか心配…

秋・尾形亀之助:切り取られた秋のワンシーン

尾形亀之助の「秋」を読みました。 詩集『色ガラスの街』に掲載されている一篇です。 青空文庫で読めます →青空文庫図書カードNo.3213 底本は『現代詩文庫・尾形亀之助詩集』(1975年思潮社) 尾形亀之助(1900-1942)は、宮城県出身の詩人。高校中退後、歌雑誌…

秋刀魚の歌・佐藤春夫:昼ドラ真っ青の恋愛模様が隠れていた

佐藤春夫の「秋刀魚の歌」を読みました。 青空文庫 我が一九二二年 →青空文庫図書カードNo56872 初出は雑誌「人間 第3巻11号」(1921年)。底本は、『現代の本文学大系42佐藤春夫集』(1969年筑摩書房) 佐藤春夫は、1892年(明治25年)生まれの詩人、作…

ティラミスでテンションアップ。甘いものは心の栄養

妹と月に1回のランチ。ピザとパスタのレストランへ行って来ました。 そこで撮った今日の一枚。デザートのティラミスです。 今回は、ピザのSサイズ2種類を注文してシェア。スペシャルサラダとジンジャエール。そして、デザートにティラミスでした。 ピザも…

足跡・蔵原伸二郎:きつね詩人が残したかったことは何だろう

蔵原伸二郎の「足跡」を読みました。 青空文庫で読めます。→青空文庫図書カードNo.56986 底本は『近代浪漫派文庫29大木惇夫 蔵原伸二郎』(2005年新学社) 蔵原伸二郎(1899年-1965)は詩人、作家。阿蘇神社の直系の家系で、父親は神官。母は医学者北里柴三郎…