くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

断捨離のコツ・出してから捨てるか、出しながら捨てるか

断捨離のやり方は、お家の大きさや、部屋数、モノの多さなど環境によって違います。やましたひでこさんの「断捨離」、こんどうまりえさんの「ときめきの片付け」他にも、色々なやり方を提唱されている方がいますので、どのやり方が自分にあっているのか、見つけるまでには少し時間がかかるかもしれません。 

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 断捨離を続けて行くうちには、私はこれがやりやすいというものがわかってくるように思います。やましたひでこ流でもなく、こんまり流でもなく、私流のやり方です。

断捨離で、ものを捨てるか、残すかを選択する時に、私がやっている方法をご紹介したいと思います。

 

 我が家の場合、一軒家で、家族7人が住むように建てた家なものですから、部屋数があり、収納場所もたくさんありました。そして物置も、押し入れも、棚もモノであふれかえっていて、家全体が雑然としていました。

そういう家の断捨離をする場合、たとえば、押し入れのものをすべて外に出してしまってから断捨離すると、床の上にものがあふれて収集がつかなくなってしまう危険性があります。

かつて、片付けしようとして失敗した時も、そういうやり方でしたから。

そこで、自分なりにルールとやり方を決めました。

断捨離のルール

  • 時間を区切って作業する
  •  場所を区切って作業する

 私の場合、断捨離のルールはこの2つです。

時間を区切って作業する

毎日少しずつ続けるために、あまり疲れないでできる時間、15分としました。

やる気満々でもっと続けたい時は、30分までとしましたが、私の場合は、あまり延長することはなかったです。

続けているうちに、体もその時間に馴れて、時計をみていなくても、一通り終わるとだいたい15分くらいになっていました。

場所を区切って作業する

15分で断捨離できる範囲ということで、洋服ダンスなら引き出し1~2か所、クローゼットなら洋服10~15着。キッチンの食器棚なら棚1段分など狭い場所を区切りました。

狭い場所でも予定した場所が終わると達成感が感じられるので、その達成感が何回も繰り返されることで習慣化もしやすいように感じます。

 断捨離のやり方

  • モノが少なめなら出してから捨てる
  • モノが多い時には出しながら捨てる
  •  広くてモノが多い時には分けてから捨てる

断捨離のやり方ですが、まずは捨ててものの量を減らすのが優先ですので、収納やお掃除のことは考えないようにしました。

モノが減ればおのずと収納が簡単になりますし、お掃除は断捨離が一通り終わってからということにしました。 

ものが少なめなら出してから捨てる

引き出しの中、冷蔵庫、食器棚など狭い場所で、比較的ものが少ない時には、中のものを全部、机の上や床の上に出してから、捨てるもの、残すものを選びます。

 捨てるものはできるだけその場で捨てて、残すものはもとの場所にもどします。

モノが多い時には出しながら捨てる

洋服ダンスの洋服、雑誌や新聞などの紙の山、台所のストック置き場など、モノが多くてぎっしり詰まっている場合などは、全部出してしまわずに、収納の中から1ずつ取りだながら、捨てるもの、残すものに分けて行きます。

捨てるものの中でも特に可燃ゴミは、そのまま直接ゴミ袋に放り込んで、捨てにくいものは、いったん一個所にまとめて置き、断捨離が終わった直後すぐに処理して捨てるようにしています。

特に古い洋服やモノが詰まった物置など、ほとんど捨てるものばかりの場所は、ゴミ袋を左手に持って、右手でひとつずつとり出して、直感的にゴミ袋に放り込んでいました。

 広くてものが多い時にはわけながら捨てる

我が家の場合、押し入れ、物置、納戸など、ものが雑然と重なり合って、何年も放置されていた部屋がいくつもありました。いわゆる汚部屋です。

そんな場所は、一度にはとても断捨離しきれませんので、重なっているものを上から順に、15分程度で断捨離できそうな量を廊下や近くの空きスペースに移動させて作業していました。

 続けていればいつかは終わる

特に 汚部屋は15分ずつだと、終わるまでに1ヶ月も2ヶ月もかかることがありますが、コツコツ続けていればいつかは終わります。そして、終わった時の達成感と言ったらハンパないです。

断捨離を続けるモチベーションになるのは、この達成感ではないかと思います。

昔の私は片付けが苦手で、足下に落ちているゴミでさえ蹴って歩いてしまうような人だったのですが、今では、それなりに汚れていたら気になりますし、断捨離するのが楽しいと思えるようになっています。